【レポート】地域連携ワークショップを開催しました

2024-02-28

各地域で孤独・孤立の対策や予防に取り組む関係機関の連携強化や、ネットワーク構築のきっかけづくりを目的に、

地域連携ワークショップを県内3会場で開催しました。

前半は、内閣府および静岡県から、制度施策の動きや今後の展望をお聞きしました。

また、各地域で活躍する団体の皆様に、「連携」をテーマに実践報告をいただきました。

コーディネーターの静岡県立大学 津富教授は、事例発表者のみなさんが自分の持ち場で気づいた孤独・孤立に対してケアをしていくなかで、自然とネットワークが形成されてきた過程をふまえ、プラットフォームはできるもの?つくるもの?という問題提起をされました。

 

各回のゲストは下記のとおりです。ご協力いただきありがとうございました。

【西部】
NPO法人 サステナブルネット
浅羽・笠原まちづくり生活支援ネットワーク「支え愛」

【中部】
NPO法人丸子まちづくり協議会
多文化共生を考える焼津市民の会「いちご」

【東部】
のびっこクラブみしま
Fujiことはじめ SASAERU
ダイヤランド暮らしの応援隊

 

後半は、これまでの内容もふまえながら、どのようなプラットフォームがあれば孤独・孤立を防げるか、意見交換を行いました。

行政・社協・民間団体・企業など、さまざまなお立場の方が一緒にテーブルを囲むことで、

「情報共有と課題やニーズの見える化」

「多様な主体間での役割分担」

「困りごとや取り組みを伝えるための広報」

「地域の資源のマッチング」

「ノウハウの共有」

など、こんなプラットフォームがあったらいいな、というアイデアがたくさん生まれました。

なかには、今回のようなワークショップを自分の市町でもやりたい!という声も。

 

「孤独・孤立」という大きなテーマに集うことで、新しいつながりが生まれたり、もともとの顔なじみ同士の中に新しい発見があったり…

今後も、そのような相互作用が生まれる場を企画してまいります。

 

チラシはこちら(イベントは終了しています)